Lycoris-曼珠沙華-
ここは柚浦満月(ユウラマンゲツ)が運営する小説サイトです。 ♂同士の恋愛要素を多々取り扱っております。 興味がない方やこのようなジャンルに嫌悪感を持たれる方は『戻る』あるいは『×』にカーソルを持って行き左クリック連打しましょう。 その他にアニメ・マンガの感想やサンホラを中心に歌詞なども載せています。
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2日遅れの高杉誕生日記念小説...【高銀】
はい、2日も遅れてしまいました。
昨日も一昨日も訳あってPCの前に座れなかったもんで・・・orz
ちなみに一昨日は映画(NARUTO)を見に行って帰るのが思ったより遅くなり、昨日はばあちゃんが腕を痛めたから病院についてって夕飯も作って皿も洗って・・・・・・・
なんだこの仕打ち・・・いや、映画はかんけーないけど・・・
そういえば母さんが肋骨折ったのも今年だったな・・・
え・・・厄年ですか・・・?・・・・・・・怖ッッ!!!
えー・・・つーわけで、高杉晋助君誕生日おめでとうございます!
予告通り高銀小説を書かせていただきました。
「高銀で甘を書いてみたいけど裏にも手を出したい・・・」という葛藤の末、どっちも取り入れることにしました♪←
だがしかし、柚浦の力量では裏もヌル温く←!?なってしまったんで【甘・微裏】ってとこですかね・・・
R-15ってとこでしょう・・・orz
精進するつもりですが、やはり卒業するまでは生ぬるく行こうかなって思ってます。
攘夷時代の頃のお話です。
お祝い文なのにとてもシリアスになっちまいました。
そこに無理矢理誕生日ネタねじ込んだって感じです・・・←;;;
銀ちゃん少し病んでしまいます・・・注意です←
駄文でよろしければどうぞ読んでやってください。(T∀T*)
・・・・・・・つーかジャンプ気になるっつーのこのヤロー・・・
『眩』(高銀+α)
攘夷戦争 中期―――
天人達との数日間に及ぶ戦闘の末、なんとか一時撤退まで追い込むことができた銀時達。
真夏の刺すような照りや蒸し暑さ、甲冑の湿気とが重なって疲労が限界まで来ている体を引きずり、仲間の一人が見つけたという空き宿に向かった。
今では酷使させた体を休ませるために誰もが寝静まった空き宿は、夜の闇に堕ち恐ろしいほどの静寂に満たされている。
そんな中、ただ一人床に入らず、縁側に腰かけ満月を見上げる銀時の姿があった。
「――――キレェだな・・」
ポツリと自分に言い聞かせるように呟いただけの、つもりだった。
「――まったくだ。」
「―っ!!」
突如返ってきた返事に過剰な反応を見せてしまったものの、振り向いた先にいた男の顔を見た瞬間、一気に体の緊張を解いた。
「高杉―――」
銀時のすぐ後ろの部屋で眠っていたはずの男。高杉は、開けっ放しにしていた襖の縁に体を預けていた。
「オメェよぉ・・・気配殺してくんなっつの。ビビんだろ・・・;;」
「俺ァ別に気配殺しちゃいねーよ。テメェがずっと呆けてたんじゃねーか。」
言いながら銀時の隣に腰を下ろす。
え・・ウソ・・・マジでか?などと自問自答を始めた銀時に対し、高杉は静かに口を開く。
「―――眠れねぇのか?」
銀時もその問いに静かに答える。
「―――まぁな。・・オメェこそ、寝てなくていいのかよ。疲れてんだろ。」
「あんまり・・・眩しいもんだからよ、目ェ冴えちまった。気にするな。」
「そうか。だよな、今日満月だし。なんかやたらデカイし・・・」
「―――あぁ。」
そう返してくる高杉の声が、どことなく冴えない気がしたが、そこまで気にすることもなかった。
「あ、そういや、ヅラや辰馬はっ・・・」
「死んだように眠ってるよ。坂本なんざ笑っちまうくらいアホ面してるぜ?」
ふと、同室で寝ていた他の2人のことを思い出し、部屋のほうに顔を向けた。
見ると、気持ちよさげに寝息を立てる桂と坂本の寝顔が目にうつり、高杉の言葉も重なって、銀時は安堵の表情を浮かべた。
「アイツらまで起こしちまってたかと思った。」
「ハッ、あの調子じゃあ当分起きねーだろ。」
「今回は結構長かったし、どいつもこいつもろくに寝てなかっただろうからな。」
「それはお前だって同じじゃねーか。むしろお前が一番天人斬ってんだろ。」
「―――そうだな・・また、いっぱい斬った。」
そう言ってまた月を見上げる銀時の目は、今にも消えてしまいそうなほどに虚ろだった。
そんな銀時の横顔を、高杉は睨むような目つきで見つめる。
「テメェは・・・なんつぅ顔してやがる。」
「はっ?―っ!・・」
言われた意味がわからず高杉のほうを向いた瞬間、不意に高杉の手が頬に添えられ、そのまま唇が重なる。
ソレは、まるで壊れ物を扱うかのようで、高杉にしては優しすぎる口付けだった。
いつもなら息ができなくなるほどの激しい口付けを強いてくるはずの高杉に対し、銀時は驚きが隠せないでいた。
「高・・杉・・・?どうかしたのか・・・?」
「それはこっちのセリフだ。天下の白夜叉ともあろうテメェが、んな死んだような面ァしやがって・・・ちったぁ目ェ覚めたか・・・」
そこまで言ったところで、銀時の様子が先ほどと違うことに気付く。
纏う雰囲気が明らかに変わっていた。
「―――――。」
「オイ、銀時?」
「―――ぶな・・・」
「あ?なん「白夜叉なんて呼ぶんじゃんねぇ!!」
「っ・・・・・銀時・・・」
いきなり大声を張り上げた銀時は、己を鎮めるかのように肩を上下させながらゆっくりと高杉の両腕に縋りつく。
そして必死に言葉を絞り出した。
「―――高杉・・・」
「なんだ・・・」
「俺を・・・抱いてくれ。」
「っ・・・」
普段絶対に自分から誘うことのない銀時からの誘いに、多少の驚きを垣間見せつつもすぐに冷静さを取り戻す。
「―――――。」
「―――高杉?オイ、なんで何も言わねーんだよ。」
「今のテメェを、抱く気にはなれねぇな。」
「な、んだよソレ・・・いつもはオメェのほうからくるくせに、俺からの誘いは断るわけ?あ、もしかしてそういうプレイとか?「銀時・・・」おあずけとかしちゃって・・俺のほうから押し倒してくるの待って「銀時っっ!!」
突然饒舌になりだす銀時を見かねた高杉は、銀時の体を己のほうにグイッと引き寄せ思い切り抱きしめる。
胸元が熱くなるのを感じ、銀時が泣いているのだとわかった。
「―――高杉ィ・・・」
「言ってんだろ。今のテメェは抱かねぇ。何も話そうとしねぇようなヤローのいうことをきく義理もねーしな。」
いつものように意地の悪そうな声でそう言うも、抱きしめる腕の力を緩めない高杉に、しばらく黙りこくっていた銀時も静かに口を開く。
「――――恐ぇんだ・・・」
「恐い?」
「人を斬ることに狂喜している俺がいるんだよ・・・テメェの守りてぇもん守るために刀振るってんのに、いつの間にかただ目の前の奴らを斬れりゃあいいみたいな感覚に変わっていて、気付けば周りは死体の山だ。コレ殺ったのが全部俺なんだと思うと、急に意識飛びそうなほど恐ろしくなる・・・仲間から白夜叉なんて呼ばれちまうくらいヤベェ顔で敵を斬ってんのか。いつか、テメェ自身の手で守りてぇもんを消しちまうんじゃねーかって・・・恐ろしくて堪らねーんだよ・・・」
高杉の腕を掴む銀時の手は強さを増した。
高杉は銀時の口から紡がれる言葉を黙って聞いていたが、しばらくして口を開いた。
「―――気持ちがわからねぇことはねぇ。確かに、あんな環境にいて普通でいろというほうが無理な話だ。だが、今はただ、目の前の敵を斬り続けるしかねーんだよ。もしお前の気が狂いそうになったら、いつでも俺の傍に来い。それでもお前が狂っちまった時は、そんときは、俺自身の手でお前を止めてやる。」
少し乱暴でも、高杉らしいその言葉が、銀時には嬉しかった。
そんな気持ちを表すかのように、温かな雫が音もなく頬を伝う。
そこで急に気恥しくなった銀時は、僅かに俯いた。
高杉はそっと銀時の顎に手を伸ばし、顔をあげさせそのまま深く口付ける。
舌と舌を絡めあい、淫らな音が夜の闇に響く。
しばらくして離れた互いの唇からは艶やかな銀糸が後を引く。
「・・・・・・っはぁ・・・」
「落ち着いたか?」
「あぁ...悪かったな。・・・・・・・・・・・・あ・・・そういやぁ・・・」
「・・・?今度はなんだ。」
「今日・・何日だ?」
「あー・・・十・・・・・二?いや、もう子の刻を回った頃だろうから十三だな。」
「十三か・・・・俺らが戦ってる間に過ぎちまったなぁ・・・」
「何がだよ。」
「何って、オメェの誕生日だよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ああ。」
「オイオイオイ;;;テメェの生まれた日くらい覚えとけって;;母ちゃん泣くぞ?」
「どーでもいいだろ、んなもん。」
「・・・・・・・・・・まぁ、オメェってそういうヤツだわな・・・」
「どーゆう意味だそりゃ・・」
「そのまんまの意味だよ。」
「わかるか馬鹿。」
「おいコラ、誰がバカだ「んなことより、戦の最中だってーのに覚えてるくらいなんだ、誕生日プレゼントくらいくれんだろ?」
「んあ?あー・・・やりてーとこだが、生憎今は、人斬りの道具しか持ちあわせていねぇからなぁ「誰が物渡せなんて言った・・・」
そう言って体を密着させてくる高杉。
「・・・・・・え;;・・・」
「この流れなら『俺をプレゼントします』だろうが」
「はぁあ!?おま、ちょ、待てって;;んなベタな;;」
「今更何狼狽えてんだ。さっきあんなに抱け抱け言ってたくせによぉ。」
「あんときは、ちょぉっと我を忘れててだな・・・」
そこから先を言うことは叶わなかった。
口を口で塞がれたと思ったときには縁側の程よく冷たい床に組み敷かれていたため、銀時はどうすることもできなかったのだ。
「な、お、オメェだって、今の俺は抱かねぇとか言ってたくせして、いったいどーゆう風の吹きまわしだ?コノヤロー」
焦りを悟られないようできる限り平然を装いながら負けじと言い返す。
しかし、高杉はそれに平然と受け答える。
「『今』のテメェは抱きてーんだよ。」
「オーイ・・誰かこの自己チューどーにかしてくれぇ・・・」
「ごちゃごちゃ言ってねーで、テメェはおとなしく俺に抱かれてりゃいいんだよ。」
「オメ、それ悪役のセリフ・・・・ちょ、やめ・・・ぁ・・んぅ・・・・・」
もう待ちきれないといった風にすぐさま服の中に手が入り込んできて胸の突起を弄りだす。
首元にも顔を近づけ強く吸い赤い印をつける。
高杉の的確な攻めに銀時は出したくもない声を抑えられずにいた。
「ぁ・・・ぁあ・・・・・・・や・・・・高・・す、ぎ・・・・・ココじゃぁ・・んっ・・・」
「どうせ空き部屋はねーんだ。どこでヤったって一緒だろ。心配すんな、誰も起きやしねーよ。」
「んなの、わかんねーじゃ・・・せめて襖・・・閉めろ・・て・・・・あぅっ・・・!!」
すぐ目の前で眠っている桂達が気になって仕方がなかった銀時は、上の刺激ばかりに気を取られていたため、高杉の手が自身に触れた途端過剰な反応を示してしまう。
高杉はゆっくりと銀時の自信を扱き始め、鬼頭を親指で弄くる。
「ぅああっ!!・・・・・・はっ・・ぁ・・・・・や・・・も、ヤバいって・・・・」
「もうか?はえーな・・・」
「・・・っ久しぶりなんだ・・・仕方ねーだろ・・」
早漏な自身に対しニヤリと嫌な笑みで笑われ、羞恥に顔を赤くしながらそう言い返す。
「ま、俺も人のこと言えた義理じゃねーがな。」
そう言って高杉は自身を銀時の太腿に押し当てる。
「ば、おまっ!!///何くっつけて・・・///っ・・・ぅ・・あ、あぁ!!や、た、高杉・・・・あ、あ・・・イ、イくぅっ・・・」
「ほら、いいからさっさとイケ。」
銀時の自信を扱く手が早さを増す。
「ああぁあっ・・・・高・・ぎ、強・・・・ぃ・・あっ・・・ヒッ・・んああぁっ・・・!!」
最後に親指で鬼頭をグリっと擦ってやると銀時は呆気なく果てた。
肩を上下させ射精の余韻に浸っている銀時を、高杉はきつく抱き締める。
「銀時―――」
耳元で優しく名前を呼ぶと、高杉の低く響く声に思わず感じてしまう銀時。
ふと、高杉がこちらを見ていることに気がつき、銀時も高杉の顔を見る。
高杉は、僅かに眉間に皺をよせ銀時の顔を見つめていた。
「高杉―――?」
「やっぱり・・・眩しいな・・・」
「―――は?」
「あいつらにとってお前の光は心地いんだろーが、俺には眩し過ぎる。」
「・・・意味わかんねーんだけど・・」
「――――ま、気にすんな。こっちの話だ。」
「はあ?;;」
「言えよ。次はどーしてほしいんだ?」
「――ったく、なんだよソレ。含みのある言い方しやがって・・・・・・あ、このあとオメェのこと満足させられたら、さっきの話の続きしてくれよな?」
「あぁいいぜ・・・満足させられたらな?」
「・・・んだテメェ・・;;ぜっってー満足させてやる――――来いよ。」
そこまで言って、銀時は高杉の首に腕をまわした。
「クッ・・お前のそういうところ・・・好きだぜ。銀時・・・」
そしてまた深い口付けを交わし、二人は行為を再開する――――
夜空に煌々と輝いていた満月は、恥じらうように流れる雲に隠れた――――
―終―
ここまで読んでくださりありがとうございましたorz
・・・えー・・・とりあえず、自己満ぞk(ry
シリアスだけど、甘を含めつつ、裏含めつつ、誕生日ネタも加えつつ・・・
ただでさえ文才ないくせに難しいことやりすぎました・・・;;;
銀ちゃんなんか銀ちゃんじゃなかったし;;;
未だに高杉の口調をよく理解できてないし・・・;;;←致命的
ところで、どうして銀時・高杉・桂・坂本の4人が同じ部屋に寝ているのかという解説なのですが、空き宿といっても小さくて部屋数の少ない空き宿だったわけです。
部屋数と人数を割り当てたところ、4、5人で一部屋ずつということになり、まぁ流れから仲良し4人組で寝るか。ということになったわけです♪
え?あ、はい、柚浦の妄想とおいしい捏造です。←
いやでも攘夷4人組はいつだって喧嘩してた(じゃれあってた)と思います❤❤
本当はタイトルの『眩』の由来というか詳しいとこまで書きたかったのですが、全体的にかな~り長くなりそうなので、また後日うpしたいと思います。
―おまけ―
誰もが寝静まったはずの静かな空き宿―――
その静寂に逆らって重なり合う二つの影を背に、寝たフリをしたままボソボソと呟き合う者たちの姿もあった―――
『のぉヅラ・・・』
『ヅラじゃない桂だ。』
『今ワシがあの二人の前に出てったら、あいとらどんな顔するかのぉ・・・考えただけでもワクワクするのぉヅラ・・・アッハッハ・・・』
『ヅラじゃない桂だ。やめておけ。二度と日を拝めなくなるぞ。そんな泣きそうな顔で無理をするんじゃない。』
『無理などしとらんぜよ・・・あっはっは・・・』
『・・・・・・・・・寝ろ。』
『無理ゆうなヅラ・・・』
銀時が大声を張り上げたときからすっかり目が覚めてしまっていた二人は、ただただ布団の中で夜が更けていくのを必死に耐えていた――――
―終―
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